日本・ルワンダの若者が「地球市民」として描く未来への想い
イベント概要
令和7年5月13日(火)、横浜市立横浜商業高等学校国際学科の生徒たちとルワンダ共和国ムハンガ教員養成校の生徒たちによるオンライン交流イベントが開催されました。
このイベントは、横浜市が8月に開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に向け、アフリカとの交流を通じた異文化理解と多様性の尊重といった学びを次世代に繋げることを目的として企画されました。JICA(独立行政法人国際協力機構)、NPO法人Forum2050との連携により実現したこの取り組みは、両国の高校生が国境を越えて共に未来を考える貴重な機会となりました。
開催詳細
開催日時:令和7年5月13日(火)15時30分~17時30分
会場:横浜市立横浜商業高等学校(横浜市南区南太田2-30-1)
ファシリテーター:NPO法人Forum2050 代表 戸田隆夫氏
使用言語:英語(日本語による補足あり)
プログラム内容
交流会は以下の流れで進行されました:
- 開会挨拶:校長をはじめとする関係者からの挨拶
- 自己紹介:参加生徒同士の相互紹介
- 意見交換・議論:「地球市民」として描く未来について活発な討論
- 記念撮影:両校の絆を記録する集合写真撮影
交流の成果と意義
今回の交流会は、単なる異文化理解にとどまらず、両国の生徒たちが「地球市民」として共に未来と平和について深く考える機会となりました。言語の壁を越えて英語でコミュニケーションを図りながら、それぞれの文化的背景や価値観を共有し、互いの理解を深めることができました。
JICAの元職員や横浜市、横浜商業高校、そしてルワンダの教員養成校との協働により実現したこの交流会は、参加した生徒たちにとって、他者をより深く知るだけでなく、共に未来を、平和を考える重要なきっかけとなりました。
今後への展望
このような国境を越えた対話の時間を、世界中のより多くの人々、特に若い世代が分かち合うことができれば、平和な未来の構築に向けた大きな一歩となるでしょう。争いの過去を持つ国々の間では困難な道のりかもしれませんが、初めから諦めることなく、様々な困難があっても歩み続けることの大切さを、今回の交流会は改めて教えてくれました。
一人ひとりの小さな理解と対話の積み重ねが、やがて大きな変化を生み出す力となることを信じて、今後もこのような取り組みを継続し、発展させていくことが重要です。
本イベントは、JICA(独立行政法人国際協力機構)、横浜市、NPO法人Forum2050の連携により実現いたしました。








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