開催報告:平和を自分ごとに:JICA東京センターでの熱い議論

JICA 国際理解セミナーの集合写真

2025年2月16日、JICA東京センターで開催された「国際理解セミナー@JICA東京センター」において、1年間にわたるJICA東京の海外教師研修の最終日を飾るワークショップが行われました。このワークショップでは、フォーラムの若手メンバーと学校の先生たち、さらに関心を持つ一般市民(高校生も含む)が参加し、世代や立場を越えて活発な議論が展開されました。

テーマは「次世代が平和を『自分ごと』として考えるには、何が必要か?」でした。参加者からは、「小学校では平和と正面から向き合う教育がない」、「SDGsって金持ちの贅沢、と教え子から言われた」、「教え子を戦場に行かせないことが教師の責務という言葉を思い出した」、「この40年、世の中が少しも良くなっていないことにシニア世代として責任を感じる」など、さまざまな本音が飛び交いました。

フォーラムメンバーの藤本真綾、山際貫慈、関野翔太の3名が進行を担当し、議論をリードしました。このワークショップは、教育関係者だけでなく、国際理解や平和構築に関心を持つ幅広い層にとって、実践的なスキルと新しい視点を得られる貴重な機会となりました。

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Forum2050は、「世界のこどもたち 一人ひとりの未来への想いが人類の未来を創る」をコンセプトに、企業や学校、教育機関等と連携しながら、子どもたちと共に未来の人類社会の平和と発展について、子どもたちが考えるきっかけを創造しています。

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