2026年11月7日(土)の夜、ミャンマーで日本語を学ぶ若者たちとオンライン交流会を開きました。同じ日にはルワンダの若者との交流会も行っており、Forum2050にとって初めての「同じ日の連続開催」となりました。
今回の企画と司会は三好華さんです。ミャンマーからは高校生、大学生、社会人など約20名が参加しました。日本からは、三好さん、上村千裕さん、麻生悠紀さん、藤本真綾さん、板谷明香凛さん、古屋亮輔さんが参加しました。

「友達になること」から
はじめに三好さんは、この交流会で目指したいのは「友達になること」だと話しました。友達になると、その人の国や文化、そこで起きていることにも関心が広がっていきます。三好さんは、そんな交流をこれからも続けていきたいと伝えました。
自己紹介と、日本語を学ぶきっかけ
参加者は、名前、住んでいる場所、年齢、好きなことを紹介し合いました。アニメ、音楽、映画、旅行、食べ物などが話題になりました。バンドの「相対性理論」やヨルシカが好きな人や、日本のドラマを見ている人もいました。日本語を通じて、それぞれが日本の文化を楽しんでいる様子が伝わってきました。
日本語を学び始めたきっかけについては、ミャンマーの参加者から次のような話がありました。
- Aさん:大学には韓国語やタイ語などもありました。それでも日本語を選んだのは、子どものころからテレビで日本のアニメを見て、せりふをまねしていたからです。アニメに出てくる日本の景色がとてもきれいで、いつか桜の下を歩きたいと思っていました。ミャンマーのシャン州にも桜はありますが、日本の桜とは種類が違うと思うそうです。
- Bさん:子どものころから『ドラえもん』を見ていて、今も大好きです。将来は子どもたちに日本語を教えたいと考えています。
- Cさん:高校を卒業したあと、外国語を学ぼうと思い、韓国語、フランス語、中国語、英語などを試しました。その中で、日本語が一番話しやすいと感じたそうです。最初からアニメが目的だったわけではなく、学び始めてから日本の音楽やアニメも好きになりました。
- Dさん:アニメ好きの友人に誘われ、最初はあまり関心のないまま学び始めました。コロナ禍で家にいて何もできなかった時期に観光の仕事を知り、外国語の必要性を感じたそうです。もっと上手になりたいと考え、ヤンゴン外国語大学で日本語を勉強しました。いつか日本の旅行会社で働くのが夢です。
上村さんは、子どものころのアニメをテレビで見ていたのか、YouTubeで見ていたのかを質問しました。ミャンマーではテレビで放送されていて、特に『ドラえもん』をよく見ていたそうです。DVDやCDを買うこともでき、Dさんが最初に見た作品は『魔女の宅急便』でした。日本側の参加者は、日本でも親しまれている作品をみなさんが見ていたことがうれしい、と伝えました。
日本語とビルマ語、学ぶ苦労はお互いさま
三好さんは大阪でビルマ語を勉強しています。ビルマ語は語順や文法が日本語と似ていて学びやすい一方、発音やアクセントは難しいそうです。Cさんは、韓国語にも日本語と似たところがあるけれど、舌の動かし方や声の出し方が違い、自分には日本語のほうが発音しやすいと話しました。
Aさんは、同じ漢字でも読み方が変わるところが難しいと話しました。三好さんは、日本人も中学校まで新しい漢字を習い続け、それでも知らない字がたくさんあると答えました。Cさんが敬語の難しさを挙げると、三好さんも共感しました。小学校では先生と友達のように話していたのに、中学・高校で急に敬語を使うようになるのは難しかったそうです。
勉強に疲れたときはアニメを見て元気を取り戻す、という話でも盛り上がりました。最近人気の作品として『ブラッククローバー』の名前も挙がりました。
おわりに
ことばを学ぶ苦労や、好きなアニメや音楽の話を通じて、国の違いを越えて「友達」として近づくことができた時間でした。Forum2050はこれからも、一人ひとりのつながりを入り口にして世界の若者との交流を続けます。そして、お互いの国や社会で起きていることにも関心を広げていきたいと考えています。
開催概要
- 日時:2026年11月7日(土)夜
- 形式:オンライン
- 交流先:ミャンマーで日本語を学ぶ若者たち
- 参加者:ミャンマーから約20名(高校生、大学生、社会人など)、日本から6名
- 企画・司会:三好華
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