「その声を、次の誰かへ。」――学びがつながる未来をつくる Forum2050メルマガ2026年9月号

※本メールは、NPO Forum2050メンバーと情報交換や名刺交換、メルマガ登録をいただいた方にご送付しております。

こんにちは。Forum2050広報担当の駒走(こまばしり)拓三です。

シルバーウィークも明け、朝晩は少しずつ秋の気配を感じられる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、9月に入り関東地方では観測史上最も日照時間が短くなるなど、酷暑から一転してすっきりしないお天気が続いております。季節の変わり目でもありますので、どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。

当団体では、前号でもお伝えしました通り、令和8年度子どもゆめ基金の助成を受け「次世代が平和な未来を自分ごととして考えるための教材」の開発を進めております。この1ヶ月は、海外取材(バングラデシュ・フィリピン・カンボジア)で得た貴重な映像素材等の編集や、模擬授業の実施など、教材完成に向けて着実に準備を進めてまいりました。 今回は、教材に登場するかわいらしい新キャラクターのお披露目や、先日のイベント報告を中心にお届けします!

メルマガに対する質問、ご意見ありましたらメール等でお知らせください。こんなことが知りたいなどのご要望も大歓迎です!

―今回のニュースレターのトピック―

  1. 【団体活動実績】
  2. 【Forum2050代表 戸田隆夫からの報告】
目次

団体活動実績

1.【団体活動実績】
最近の主な活動・イベント(限定公開情報)

8/21       出川展恒NHK解説主幹往訪(御挨拶)

8/23       JICA海外教師研修受講者の学び合いイベントへの参加

8/25       異文化コミュニケーションセミナーへの参加(LEC主催)

8/29       杉並区ポスターフェスティバルへの参加(@すぎなみ協働プラザ)

9/1         JICA人間開発部/KKW事務局との打合せ

9/2         大阪北ロータリークラブ(青年部)での卓話

9/3         Soil財団との意見交換

9/4         ソーシャルスタートアップアワード説明会への参加

9/5         すぎなみ聴っくオフミーティング(杉並区長主催)

9/11       JICA教育協力ウィークにおけるイベント(主催)

9/13       「平和を自分ごとに」模擬授業(@JICA東京)

Forum2050代表 戸田隆夫からの報告

皆様

9月になってからの日照時間は、少なくとも関東地方では観測史上最も短くなりそうです。ついこの間まで、酷暑をもたらす太陽が恨めしいと思っていましたが、今は、少しでも陽が差すと思わず空を仰ぐようになってしまいました。人間とは手の届かないもの、希少なものに憧れる性質があるようですね。

そんな変化の激しい気候の中でも、皆様におかれては、お元気にされていることを願いつつご報告をさせていただきます。

■ 教材に関するご報告(詳細は来月発表!)

 先月中旬に、バングラデシュ、カンボジア、フィリピン、そして国内での取材を終え、この1ヶ月は、取材で撮影できた素材を活用した教材の開発に多くの時間とエネルギーを割いてきました。動けるメンバーはフル稼働、そして団体の外でも、これらの国々で活動するNPOや専門家のみなさん、ジョージアのJICA協力隊員やAPUの学生、ウクライナ人の友人などの協力も得て、多様な国々の多様な状況にある人々の想いを集めました。

 また、今月になって、教材の構想をベースにした模擬授業を、メンバーの梶田明敬さんによって実施してもらいました。梶田さんは授業のプロ中のプロ、それに、若手の学生メンバーも加わって、授業や教材の内容を吟味する貴重な場となりました。まさに、多世代が対等の立場で協働して活動を練り上げていくというForum2050らしいやり方が実践できたと思います。これを提案してくれた副代表の庄子さんにも感謝です。  何かを為すには、たった一人や、たった一つの団体では、できないこと。それを改めて痛感するとともに、本気で関わってくださった多くの皆さんに心から御礼申し上げたいと思います。そして、感謝の気持ちをかたちにするためにも、精一杯がんばって良い教材(こどもたちが平和を自分ごととして考えるための教材(学材))を作りたいと思います。来月の皆さんへのお便りでは、その教材がどのようなかたちになりそうか、御報告させていただくことになると思いますが、今回、その中で、ゆるキャラ君についてはちらりと触れさせていただきます。

■ゆるキャラ参上

 教材開発の一環として、グラフィック・クリエーターの春仲萌絵さんにご協力いただき、教材に登場するキャラクターを開発しました。高校生メンバーの関野翔太君と私がこどもたちに伝えたいメッセージをどんどん語り、その語りを聞きながら、春仲さんが、想いをかたち(イラスト)にしていくという作業です。

ゆるキャラ

平和教育の教材というと、どうしても、悲惨な戦禍の写真とかが前面に出てくるイメージがあります。今回開発中の教材でももちろんそういうところは避けて通れないものではありますが、同時に、こどもたちに親しみを持っていただくために、いくつかのキャラクター候補を開発しました。その中で、特に、ハート君(🧡君)は、「平和を自分ごとに」というコンセプトとも合いそうなので、おそらく開発された教材の随所に登場してもらえそうです。  実は、この🧡君の相棒でもう一人有力な候補が急浮上してきているのですが、それは次回お披露目しますね。

■JICA教育協力ウィークでのイベント

 JICA本部でのイベントは今回が3回目になります。今回は、若手メンバーのリーダー格である三好華さんが、企画、コンセプトの段階から、まさに担当プロデューサーとして大活躍でした。これに、板谷明香凛さんと上村千裕さんもコメンテーターとして議論に厚みを加えてくれました。今回もメインテーマはこれまでと同じ「平和を自分ごとに」ということではありますが、「身近な問いと多様な声から」という副題に大きな意味と特色があります。日本で学び働くベトナム人のツーさん、イタリア人のサミエル・コスタさん、基礎教育分野の協力の要の地位にあり同時に帰国子女としての経験を持つJICAの小森さん、そして、バングラデシュから日本に研修に来ていたICTや教育の専門家たち、など、多様な声から、私たちの身近なところにある違和感や気づきを検証していく。そして、それが、実は、それらが、私たちが自分ごととして平和を考える際に不可欠なプロセスであることを意識していく。僅か90分のイベントではありましたが、参加した人の多くに新たな視点や気づきを提供できたのではないかと思います。また、自治体の責任ある方々からもご参加を得て、今後のネットワーク拡大にも期待が膨らむ、という成果もありました。

 もちろん、反省点もあります。今回は、初回と同じハイブリッド開催ではありましたが、ロジ周りの役割分担や仕切りが必ずしも万全ではなく、関係する内外の方々に負担やご心配をおかけしてしまいました。組織体制の強化、特に、比較的頻度の多い関東で活動する際の実施体制の強化については、大きな課題と改めて認識しました。

■平和を「社会実装する」

 善意だけでは平和は創れない。イベントや一過性の活動をいくら繰り返しても、それだけでは、平和は訪れない。より多くの人々、とりわけ若い人たちが、平和の大切さに気づき、それを守り育て、平和の脅威を未然に摘み取っていくための「仕組み」を私たちがもし創り上げることができたら、世界はどうなるか?

 こんな問いかけを、地域社会やビジネスの第一線で活躍する人たちにも投げかけてみました。

 先月29日には、杉並区協働プラザで、今月2日には、大阪北ロータリークラブで、また、5日には岸本杉並区長主催の会合で話をさせていただきました。

 厳しい現実世界を生きる人たちからは、意外にも賛同してくださる方々、新たな気づきを得たと言ってくださる方々が多く、背中を押されたような思いであった一方、彼らから持続可能な御支援をいただくには、まだまだ努力が足りないとも感じた次第です。

大阪北ロータリークラブの卓話で
大阪北ロータリークラブの卓話で
杉本杉並区長主催「聴っくオフミーティング」で
杉本杉並区長主催「聴っくオフミーティング」で

「社会実装?」、「仕組み」

 志はわかるけど、具体的にどうやって進めるのか?

 Forum2050は、これらの問いに具体的に答えるための歩みをようやくはじめることができるようになった。少なくとも、そのための準備は整いつつある、と私は考えています。

 これまで、私たちは、小学生から大学院生の若者まで、日本のみならずいろんな国の若者を含めて、彼らと向き合ってきました。

              若者に何かを教える。しかもできるだけ広く(第一段階)

              若者と対話をする。何が彼らの心を動かすか学ぶ(第二段階)

              若者が主体的に動く。しかも持続可能な形で(第三段階)

 私たちは、今、第二段階にいると思っています。今回の教材開発は、第二段階の後段にある作業であると思っています。そして、第三段階、つまり、若者が平和な未来共創に向けて主体的かつ持続可能な形で動くことができるような仕組みのあり方を考える段階にさしかかりつつある、と思っています。

 第三段階への移行を具体的にどうするか?

 ひとつは、学びの機会の連鎖を作ることです。

 つまり、ひとつのイベント、学びの機会、あるいは授業を通じて生まれてくるこどもたちの思いや声を、その後のイベントやさまざまな機会に活かしていく、「声のリレー」のような仕組みを創ることです。

 これによって、学びの機会がつながり、こどもたちが自分の声がいかされていくことを知り、学校や地域社会、場合によっては国境を越えて、こどもたちがつながっていくための機会を作っていく、、、、。

 まだまだ具体的な構想という段階にはほど遠いですが、倦むことなく考え続け、試行錯誤を続けようと思っています。皆様には節目節目で御報告させてください。

 ここまでお読みいただきありがとうございます!

団体としてのこれまでの軌跡に関しては、バックナンバーもお手すきの折にご笑覧ください。

そして、これからも、どうかご指導ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、皆様どうかくれぐれもご自愛ください。

2026.9.20

杉並区高円寺にて

戸田隆夫

携帯:08058967912

メール:toda@forum2050.com

フェイスブック:https://www.facebook.com/takao.toda.54

X:https://x.com/forum2050?s=21&t=-jQeTjzOoHjrmEbKJvNwNg

(このXも少しずつ拡充していきたいと思っていますもしよかったらフォローしてください。)

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Forum2050は、「世界のこどもたち 一人ひとりの未来への想いが人類の未来を創る」をコンセプトに、企業や学校、教育機関等と連携しながら、子どもたちと共に未来の人類社会の平和と発展について、子どもたちが考えるきっかけを創造しています。

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