【イベント開催報告】「平和は、一人ひとりの心の中で育まれる」──つわの寮とのオンライン交流会で、フランスからのセシルさんと語り合いました

島根県の「つわの寮」の皆さん、セシルさんとのオンライン交流会の画面

2026年10月27日、島根県の「つわの寮」の皆さんと、オンラインで交流会を開きました。

今回のゲストは、フランスから来日し、ワーキングホリデーで島根県津和野町に長期滞在しているセシルさんです。日本の好きなところ、自分から一歩を踏み出すこと、そして「平和」について、率直な言葉で語ってくださいました。

島根県の「つわの寮」の皆さん、セシルさんとのオンライン交流会の画面
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「話せない」ではなく「話せる」と言う

セシルさんは以前、日本を旅して日本が好きになったそうです。出会う人がみんな優しいこと、車の運転が落ち着いていることが良いところだと話してくれました。

若いころは、何をすればよいのか分からなかったというセシルさん。初めての一人旅では、英語が話せないまま、アイルランドを訪ねました。そのとき心がけたのは、「話せない」とは言わず、「話せる」と言うこと。「話せない」と言うと、「話しかけないで」と伝えてしまうから、、、。

上手に話すことよりも、会話を通じて何かを感じることが大切。言葉が違っても、友達でいられる。その言葉に、画面の向こうの若者たちの表情がやわらいだように感じました。

平和は、一人ひとりの心の中で育まれる

対話の最後に、セシルさんに「平和」について尋ねました。

セシルさんにとって、平和とは心の中で育まれるものです。自分が自由だと感じられること、自分に素直でいること、さまざまなことに心を動かされること。周りの世界を平和にするのは難しくても、まず自分自身が幸せになることが大切であり、平和につながるものは一人ひとりの内側にもある、と話してくれました。

そして、誰もが小さな行動を起こすことができる、とも。自然や動物を大切にすることも、その一つです。まず自分自身から始め、そこから周りに手渡せるものを増やしていけばよい、と。

さらにセシルさんは、一人ひとりができることは小さくても、それがつながり、拡がっていく。そのことを、いまのフランス社会がまさに経験している、と語ってくれました。高校生までもが、政治の方向を変えるために積極的に声を上げ、行動しているというのです。

平和を、遠い国の大きな話としてではなく、自分の心と日々の小さな行いから考える。皆様は、どう感じられるでしょうか。

今後に向けて

Forum2050では、教材が「平和を考える入口」なら、交流会は世界の誰かと実際に「出会う入口」だと考えています。これからも、日本に暮らす・旅する世界の人々や、世界各地の若者とこどもたちをつなぐ交流会を続けていきます。

交流会の開催をご希望の学校・団体の皆様は、お気軽にご連絡ください。

開催概要

  • 日時:2026年10月27日(火)
  • 形式:オンライン
  • 交流先:つわの寮(島根県)
  • ゲスト:セシルさん(フランス出身、ワーキングホリデーで島根県津和野町に滞在中)
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